コントロール　【奈良コーチのコラム】

今のグリーンスターズの課題はピッチャーですね。
別に速い球じゃなくていいから、だいたいストライクが取れて試合を作ってくれるピッチャーが欲しい。
2球に1球ストライクを取れれば守備のリズムが良くなって、大量失点をしなくなるから、勝てるチームになる。

じゃあどうやったらストライクを投げられるようになるか。
それは
①暇さえあればボールを握って左右の手で持ち替えたり、天井に向かって軽く投げたりして、長さの違う人差し指と中指でバランス良く力を加えて、きれいな回転をかけて、思ったところ(自分のグローブのポケットや天井のここと決めた場所など)に投げられるようになること。

②投球フォームの一つ一つの動きをリズム良く正確に繰り返せるようになること。

上記の①はその気になれば誰でもできる。
「僕にはピッチャーは無理だから」とやらなかったら出来ないけど、
きつい筋トレをする訳じゃないんだから誰でも、や・れ・ば・で・き・る！(ﾃｨﾓﾝﾃﾞｨ高岸風)

②は、適当にやってたら絶対に出来ないけど、
監督やコーチから教わったことに気をつける。
毎日シャドーピッチングをする。
その動画を撮って確認する。
自分では出来ていると思っていても出来ていないことを認識する。
出来ているときの感覚を覚える。
それをボールを持っても出来るようにする。
キャッチボールの時に地道に1球1球気をつける。
これを毎日、毎週続けられればいつか必ず出来るようになる！
最初は100回やっても出来なくたって、
諦めずに続ければいつか100回に1回は出来るようになる。
更に続ければその回数は増えて、いつか無意識で出来るようになる。
そうするとストライクをとるのなんて簡単なんだよね。
更に微調整でコースや高さをコントロールできるようになる。

投球フォームの詳しいポイントやコツはグリーンスターズに入団している子にしか教えないからここには詳しいことは書かないけど、
普段の練習の時にたくさん教えてあげるから、教わったことを毎回投げる前に頭で思い出して、それが出来るように投げてごらん。
ピッチャーをやらなかったとしても打球を捕って投げるときのコントロールが絶対良くなるよ。
逆にせっかく教えてもらったことを完全に忘れて適当にキャッチボールをしていたら、いつまでたってもストライクを投げられるピッチャーにはなれないし、暴投も減らないよ(^ー^)
上手く投げられたときは気持ちいいし嬉しいものだから頑張ってね (^^♪