野球はチームプレイです。

一人一人の短所や失敗は皆でカバーをして、チーム一丸となれば格上の相手にだって勝利でき、仲間と悔しさや喜びを分かち合えるスポーツです。

 

非現実的ですが、

たとえピッチャーとして相手を全員三振にとり、打っては3打数3安打する選手がいたとしても

一人では試合に勝てません。

なぜならキャッチャーがいないと投げる球を捕ってもらえないし、

ファーストがいなければ振り逃げばかりで何十点も取られてしまうからです。

そもそも一人では試合どころかキャッチボールすらできません。

ですので、まず一緒に野球をしてくれる仲間がいることに喜び、

その仲間を大切にしなければいけません。

 

だから、その仲間がミスをしたら責めるのではなく、

自分がミスをした立場だったらと想像して相手の気持ちになり、

責めたくなる気持ちを励ましに変えて勇気づける。

そして、自分のプレイでカバーしようと必死になり

カバーできなかったら逆に謝り、

でも決して落ち込まず前を向く、

それに対してまた皆でドンマイ、次頑張ろうと声を掛け合う。

仲間の成功したプレイを自分のことのように喜び、

助けてもらう人も頼ってばかりではなく自分もやってやるんだと頑張る。

そして仲間の協力や支えに感謝する。

こういう気持ちを持つべきだと思います。

 

大人になってからも自分一人で出きることはとても少なく、

誰かの支えがあって出きることばかりです。

大人の中には、この誰かに支えられていることに気づくこともできず、

自分さえ良ければいいという考えの人も見かけますが、

野球をやっている子供たちにはチームプレイの精神を忘れずに大人になって欲しい。

 

私自身、野球を続けてきて財産になったのは、

技術よりも、思いやり、礼儀、忍耐力、他人任せにせず自分が率先して頑張ること

だと感じています。

少年野球のコーチをさせて頂いている今、

関わる子供たちには野球を通してこういうことを教えていけたらなと思います。

 

追伸

前回の投稿からかなり久しぶりになってしまいました。すみません!

次回は1か月以内に書きたいと思います!!