11月7日(日)に東林大会の準決勝が行われました。
グリーンスターズとTRYさんの対決。
接戦は予想していましたが、こんなにすごい試合になるとは思っていませんでした。
点の取り合いのシーソーゲーム。
少年野球の公式戦で1チームがホームラン3本なんて初めて見ましたし、
相手の5安打(9塁打)に対して、11安打(22塁打)の7点を取りながら、負けるということにも驚きました。
でもそんなことが起こるから野球は面白い。
両チームとも
攻撃では一人一人が出塁するんだと必死になり、守備ではドキドキするピンチをしのぐ、
ミスをしても前を向き、みんなでカバーする。
点の取り方も様々、相手のミスによるチャンスを生かして得点を積み重ねたり、
豪快なホームランで一気に複数得点を挙げたり、
逆転されてもあきらめずにまた逆転する、最後の一球までどうなるかわからない展開。
そんな野球の醍醐味が凝縮された試合だったと思います。
G 0100303 0 7
T 0020050 1 8
結果は7回を終わって同点、タイブレークの末、1点差でTRYさんが勝利。
勝敗を分けたものは四球やエラー、走塁判断などのミスの差だと思いますが、
ミスは誰でもしますのでミス自体はチームメイトが責めるものではありません。
大事なのはそのミスをしないようにそれぞれが努力することと、
それでも出てしまったミスを全員でカバーすることです。
両チームともカバーしてもらった選手が仲間に感謝し泣きながら抱擁している姿があり、
グッとくるものがありました。
負けたのですから当然反省点もたくさんあり悔しいのですが、
少年野球のコーチも終わりが近づいている中で
こんなにすごい試合を見せてもらえてとても嬉しかったです。
両チームの選手やサポートされた関係者全員に拍手です!
以前にも似たようなことを書いたことがありますが、
子供達には、この試合の経験を一生忘れず、
・自分一人では無理なことも仲間となら達成できる。
・人に頼れず自分がなんとかしなくてはならない場面で逃げずに挑戦する。
・成功のために日々努力する。
・仲間が困ったときは励まし助ける。
・仲間を信じる。
・相手をたたえる。
こういう考えを持った人に成長してほしいです。